コルチゾールを抑制するサプリメント アダプトゲン

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コルチゾールは、テストステロンレベルを下げたり、筋肉の異化(分解)を促進してしまうということで、過去の記事にも何度か紹介しています。(テストステロンを減らすストレスホルモン「コルチゾール」

本記事ではコルチゾールの分泌を調整してストレス反応を正常な状態に戻すように働きかけるアダプトゲンと呼ばれるサプリメントハーブについて紹介します。

ストレスとコルチゾール

コルチゾールは副腎から放出されるホルモンで、一般的に「ストレスホルモン」と呼ばれます。コルチゾールはストレス反応と代謝に重要な働きをします。

コルチゾールは以下のフローでストレス反応により放出されます。

ストレッサー → 視床下部 → 副腎皮質刺激ホルモン(CRH) → 下垂体 → 副腎皮質刺激ホルモン → 副腎皮質 → コルチゾール

ストレッサーには、急性的なストレスと慢性的なストレスがあります。急性的なストレスは免疫系に大きなダメージは与えません。

しかし、長期の間ストレスにさらされているような場合や、ストレスが長期の間、蓄積された状態では、慢性的なストレスとなります。

慢性的なストレスの状態になるとコルチゾールは免疫系に影響し、白血球の数を減少させてしまいます。

この状態になると、深刻な健康問題を引き起こしたり、うつ病や肥満、不眠症、不安症など身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

コルチゾールを抑制するアダプトゲン

アダプトゲンとは、ストレス適応力を高める優れた天然物を指します。

インドのアーユルベーダ医学、中国の伝統中国医学、西洋医学によって、数千年も昔から医療ハーブとして扱われています。

ハーブ医学は最も古い医学のひとつでしたが、近年、現代浸透している医薬品から再び注目され、研究が活発に行われている分野でもあります。

アダプトゲンは精神的、身体的、環境などからくるストレスに対して抵抗力を高め、ホルモンバランスと免疫機能を調整する働きがあります。

アダプトゲンは、過剰に生産されてしまったコルチゾールを調整して体のストレス反応を正常に戻すように働きかけます。

単純にコルチゾール減らすのではなく、正常な値に調整するように作用します。

また、コルチゾールの量を調整するとともに、少量のコルチゾールで足りるよう、視床下部にも働きかけます。

アダプトゲンの種類

2万種類以上もあるとも言われるハーブの中から、アダプトゲンとして効果が確認されているものはそれほど多くはありません。

アダプトゲンとされる以下の全てのハーブで、抗ストレス作用神経内分泌系の安定作用免疫系の調整あるいは賦活抗酸化作用を有することがわかっています。

アダプトゲンとして扱われているハーブは以下があります。

エゾウコギ 睡眠の質を高める神経鎮静剤として働き、夜間覚醒を防ぐ。ADHDや慢性疲労免疫不全、副腎疲労症候群の治療にも用いられる。
アマチャズル 特にマクロファージやTリンパ球、NK細胞などの免疫機能の向上を活性化する。不安やイライラ、ストレス性頭痛、ストレス性不眠などに適している。
アシュワガンダ 甲状腺、精巣、副腎の再調整等、内分泌系の機能を促進する。甲状腺機能に直接働きかける。不安、疲労、ネガティブ思考、ストレス性不眠、には非常に有効。
アムラ 血管、毛細血管、動脈を強化し、アテローム性動脈硬化を予防しLDLコレステロール値とVLDLコレステロール値を低下させ、心臓の状態を改善する。
シラジット 臨床では、ノートロピック効果を有し、不安を和らげることが研究によって示唆された。また、別の研究ではマウスにおいて、シラジットによる不安とストレスの緩和、学習能力の向上、記憶力を向上させたことが確認されている。
ホーリーバジル インドでは最も強力なハーブの一つと考えられ、若返りの妙薬に分類されている。トラウマや停滞したうつ状態に用いる抗うつ剤として活用されている。
霊芝 マクロファージやTリンパ球の活性など免疫系に作用し、自己免疫疾患やアレルギーなど、過剰な免疫反応を制御します。
ロディオラ・ロゼア ロシアでは正式に承認された薬として、神経系強壮剤、子うつ剤として扱われている。無力性うつ、ADHDの治療のほか、過度のトレーニングや放射線療法による免疫欠乏の予防と治療に用いられる。また、薬理学的な研究論文が180以上も発表されている。
甘草 疲労や寝ても疲れが取れない、高コルチゾール、高血糖値、しばしば風邪を引くなどの症状をかかえる副腎機能障害の患者に使用されている。また、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患の治療にも大変有効である。
朝鮮人参 世界で最も研究が進んでいるハーブのひとつ。アダプトゲンの中で最も刺激作用があるとされている。臨床では、不眠、記憶の欠乏、抗うつ等の精神の問題、アルツハイマー病の進行を遅らせる、などで活用されている。
冬虫夏草(トウチュウカソウ) 臨床では、有酸素量および細胞エネルギーの貯蔵量を増加し、心筋酸素消費量を減少させてコレステロールを下げ、フリーラジカルによる細胞損傷を抑制して、免疫機能を正常化させることが確認されている。
五味子 抗炎症作用と抗喘息作用があるため、喘息や痰の出る咳、慢性閉塞性肺疾患の治療に有用である。精神活動を穏やかにするため、ストレス誘発型の心悸亢進、不眠、不安、悪夢などの諸症状にも有益である。
シャタバリ 臨床では、女性のホルモンバランスの乱れに有用で、不妊症や膣の乾燥、リビドーの欠乏、乾燥肌などの更年期症状等の予防として活用される。
枸杞子(クコシ) 肝臓保護作用があり、肝細胞の再生を促し、医薬品などの肝毒性物質のダメージから保護する。また、化学療法や放射線療法の効果を促進し、がん患者を白血球減少症から守る働きがある。
党参(トウジン) 赤血球数とヘモグロビン濃度を上昇させることが研究によって示唆されている。伝統中医学では貧血や疲労の利用に使用されてきた。朝鮮人参では刺激が強すぎる場合に有用なアダプトゲンである。
黄耆(オウギ) 免疫機能を高め、風邪、インフルエンザ、気管支炎、単核症、肺炎、などを予防するとともに、化学療法による免疫抑制を予防し、腫瘍抑制作用を有する。
何首鳥(カシュウ) 何首鳥の定期的な服用は、胆汁を増やし、腸の機能を高め、コレステロール値を下げることによって肝臓と胆嚢の機能を促進する。
グドゥチ  腎臓、免疫系、肝臓の機能を高めることが研究によって示唆されている。免疫調整作用を有するため、免疫系の過剰反応を抑制し、免疫系の低下に対しても高める働きを示す
ラポンティカム  定期的に摂取することによって筋組織の形成、尿酸や乳酸の排出促進、筋肉と脳への血流を促進する。また、ストレスによる睡眠障害、体重減少、疲労、うつ、作業効率低下にも効果的である。
西洋人参  副腎皮質の軽度から中程度に有用なアダプトゲンである。過度なストレスを受けている神経系を再調整し、慢性疲労症候群にともなう疲労を緩和する。
太子参(タイシジン) 身体が弱くエネルギー不足で朝鮮人参では強すぎて合わない方に適している。頻繁に風邪や呼吸器感染症を患うケースや不適切な発汗、疲労、ドライマウス、頻繁な喉の渇きなどに用いる。

コルチゾールを抑制するサプリメント

コルチゾールレベルを正常化させるアダプトゲンですが、それらのハーブを複数配合したサプリメントをいくつか紹介します。

インペリアル・アダプトゲン

冬虫夏草、霊芝、エゾウコギ、ロディオラ、アシュワガンダ、五味子、西洋人参、甘草、マカアガリクス、他

Paradise Herbs社

ストレスケア

アシュワガンダ、シャタバリ、甘草、ウコン、シラジット、ツボクサ他

Himalaya Herbal Healthcare社

スーパーコルチゾールサポート

アシュワガンダ、ホーリーバジル、霊芝、ロディオラ、パントテン酸、カルシウム、マグネシウム、リローラ、他

Now Foods社

ORACエナジーグリーン

冬虫夏草、霊芝、エゾウコギ、ロディオラ、アシュワガンダ、五味子、西洋人参、甘草、マカ、ホーリーバジル、アガリクス他

Paradise Herbs社

アドレナルオプティマイザー(副腎)

シャタバリ、ゴツコラ、ロディオラ、エゾウコギ、甘草、アシュワガンダ、五味子、DMAE

Jarrow Formulas社

アダプトゲンの定義

以下はウィキペディアよりアダプトゲンの定義についての抜粋です。

1968年、Israel I. BrekhmanとI. V. Dardymovは正式に次のような実用的な定義を発表した:

  1. 服用者に無害であること
  2. 非特異的な反応を示すこと-つまり、物理的、化学的、生物学的な様々なストレス因子に対して抵抗力を高めること
  3. 生理機能を正常化すること;標準値からどの方向にずれても正常値に戻すこと

つまり、アダプトゲンとは通常の用量では無害で、特定の対象のみではないストレスへの防衛反応を作りだし、そして身体を正常化する作用を持っている。アダプトゲンは、視床下部-下垂体-副腎系(hypothalamo-pituitary-adrenal axis)を正常化する。定義によると、アダプトゲンは天然の、恒常性、代謝調節機構の新しいパーツとなってくれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3

本サイトではテストステロンを増やしたり、減らさないようにする方法に特化してリサーチしています。あくまで個人が調べた結果をまとめているものであり、お勧めしているものではありませんので予めご了承下さい。


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