AGAを防ぎながらテストステロン値を高める

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本ブログではテストステロンを増やす方法についてフォーカスした内容となっています。
ただテストステロンを増やしすだけでなく、アロマタイズ(女性化)させないようにするためにはどうすれば良いか、という記事が中心となっています。

しかしながら、順調にテストステロンレベルを高めていけたとしても、一歩間違えてしまうと、とても重大な事態が起きてしまいます。

それは、、、、“ハゲ・薄毛が加速してしまう” という事態です。

筆者もテストステロンを増やしまくった結果、前頭部分の頭皮に赤いニキビが多数できてしまい、抜け毛がどんどん増え、2~3か月放置しておいたら前髪が全盛期の草彅剛さんみたいになったことがあります。

5αリダクターゼをどう防いでいくか?

テストステロンが増えると血中の5αリダクターゼという酵素と結びつき、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。このDHTは活性力が大変強力でテストステロンの10倍とも15倍とも言われています。

そしてDHTが頭部のレセプターと結合することで毛母細胞死(アポトーシス)を引き起こし、脱毛することで薄毛が進行します。

つまりテストステロンと5αリダクターゼを結合させない、もしくは5αリダクターゼを抑制することがハゲ・薄毛の回避策となります。

DHTに変換されたテストステロンは女性ホルモンに変換されることはありません。つまり、テストステロンを増やすための努力を行った結果、ハゲ・薄毛が加速してしまったという人は、ある意味でテストステロンを順調に増やし、且つ、アロマタイズを防いだ結果と言えます。

しかし残念ながら、DHT(ジヒドロテストステロン)化については無防御でケア出来ていなかったということになります。

ということで今回の記事では、5αリダクターゼをどうやって抑制するかについて書いてみたいと思います。

ノコギリヤシを塗布で

1つ目は「ノコギリヤシ」です。薄毛の人にとっては知らない人は居ないであろうノコギリヤシことソーパルメットです。

以下は、2016年にopoku-Acheampongらが実施した研究で示された結果です。

ハムスターの脇腹にノコギリヤシ+テストステロンもしくはDHT(ジヒドロテストステロン)を塗布したものと、ノコギリヤシを加えなかったものを比較しています。(a)がノコギリヤシ無しのパターン、(b)がノコギリヤシ有りのパターンです。

写真で見ますと(a)の方の赤矢印(テストステロ or DHT + エタノール)の方は色素が沈着しているのが解ります。これはアンドロゲンが活性化している兆候です。

写真(b)の白矢印はノコギリヤシが加えられた方で、色素の沈着は見られませんでした。これはノコギリヤシが5αリダクターゼの活動を阻害することによって最も効果的に働いていることを示します。

参考:
https://www.hindawi.com/journals/ecam/2016/8135135/

ノコギリヤシはドラッグストアなどでサプリメントとして簡単に手に入れられますが、この例では塗布です。ノコギリヤシが配合されたシャンプーなどを使うと良いでしょう。

ローズマリー

ローズマリー抽出物を頭皮に適用することで5α-リダクターゼを阻害することが証明されています。研究の結果、ローズマリー抽出物によって、DHTが頭皮のアンドロゲン受容体に結合するのを阻止し、脱毛や毛包の小型化を防ぐことがわかりました。

ではローズマリー抽出物が5α-リダクターゼの阻害に対してどれだけの効果を有するのでしょうか?2013年に実施された研究によると、200mg/mLおよび500mg/mLを頭皮に適用した場合、5α-リダクターゼの変換をそれぞれ82.4%および94.6%阻害することを確認しました。これはフィナステリドの阻害率(81.9%)よりも優れています

参考:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22517595

ちなみに筆者はノコギリヤシとローズマリーが配合されたハーブシャンプーの”アバロンオーガニック ビオチンBコンプレックス フサフサ ヘアーシャンプー“を愛用しています。こちらは髪の生成に必須となるビオチンも含まれていますのでおススメです。

ネトルの根(イラクサの根)

次に本ブログでもよく取り上げているネトルの根です。日本国内での知名度はイマイチですが、海外では古くから前立腺肥大に効くハーブとして非常によく使われており、臨床試験も盛んに実施されています。また、前立腺肥大をケアするための複合サプリメントにはだいたい配合されています。

参考:
http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/J157v05n04_01

2011年にNahataらによって実施された研究では、テストステロンによって誘発された良性前立腺肥大(BPH)に対するネトルの根の効果を調べました。また、5αリダクターゼ阻害薬であるフィナステリド(1mg)のグループとネトルの根のグループで比較しました。

参考:
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1439-0272.2011.01197.x/full

その結果、ネトルの根は5αリダクターゼの活性化を顕著に阻害することを確認しました。研究結果からネトルの根はフィナステリドのように副作用を回避しながら同等の結果を持つことを示しています。

最近ではフィナステリドの副作用が多く取り上げられています。その面で、ネトルの根はフィナステリドの代替策として、とても有用であると考えます。

霊芝キノコ

霊芝キノコは脱毛治療と育毛の世界で注目されています。2005年日本で行われた研究調査で、19種類のキノコでDHTを阻止する能力を比較検証しました。
その結果、テストされたキノコの大部分は5-αレダクターゼの活性を阻害しましたが、中でも霊芝(Ganoderma lucidum)は顕著にDHTを抑制していました。

参考:
http://diamantes500.com/wp-content/uploads/2013/08/19-anti-androgenico.pdf

キノコに含まれるエルゴチオネインという物質には、5αリダクターゼを阻害する作用があり、AGAに効果があると言われています。

霊芝とネトルの根については、5α-レダクターゼ阻害活性の評価研究においても有望であると論じられています。

Evaluation of 5α-reductase inhibitory activity of certain herbs useful as antiandrogens.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23710567

ただし、霊芝については抗アンドロゲン作用もあるのでテストステロンレベルを下げる可能性もあります。

前立腺肥大をケアするサプリメント

抜け毛予防にサプリメントを探す際は、前立腺肥大をケアするサプリメントが良いでしょう。前立腺肥大の主な原因は、過剰なDHTが起因しています。

ほとんどの前立腺肥大をケアするサプリメントにはDHTを抑制するための成分が多く配合されているため、ハゲ・薄毛の予防対策としても役立ちます。

本記事でも紹介している、ノコギリヤシやネトルの根はほとんどのサプリメントで配合されています。

Doctor’s Best, 総合前立腺フォーミュラ, 120錠の菜食主義者対応カプセル

ノコギリヤシエキス・・・640mg
ネトルの根抽出物・・・300mg
ビタミンB6・・・50mg
亜鉛・・・15mg
リコピン・・・15mg
セレン・・・200mcg

Life Extension, Ultra Natural Prostate、60錠ソフトカプセル

ノコギリヤシエキス・・・320mg
ネトルの根抽出物・・・240mg
カボチャ種子油・・・200mg
リコピン・・・10mg

Now Foods, 前立腺サポート, 180ソフトゼリー

ノコギリヤシエキス・・・160mg
ネトルの根抽出物・・・300mg
ビタミンB6・・・10mg
亜鉛・・・15mg
リコピン・・・3mg
カボチャ種子油・・・1g

Now Foods, プロステート・ヘルス(前立腺の健康)、クリニカル・ストレングス、180ソフトジェル

ノコギリヤシエキス・・・320mg
ネトルの根抽出物・・・240mg
セレン・・・70mcg
亜鉛・・・15mg
リコピン・・・10mg
カボチャ種子油・・・1g
緑茶エキス・・・100mg

Jarrow Formulas, Prostate Optimizer

ノコギリヤシエキス・・・320mg
ネトルの根抽出物・・・100mg
リコピン・・・10mg
魚油・・・600mg
EPA(エイコサペンタエン酸)・・・270mg
DHA(ドコサヘキサエン酸)・・・15mg

霊芝を主成分とした漢方の育毛剤 貴花生髪宝

フリーテストステロンを諦める

DHTはフリーテストステロンと5αリダクターゼが結合することで変換されます。AGA患者の間では、5αリダクターゼを抑制するのではなく、フリーテストステロンをどうにか減らすというアプローチも観られます。(本ブログの主旨とは相反するものですが。)

フリーテストステロンが性ホルモン結合淡泊(SHBG)というタンパク質と固く結合した状態になればDHTの影響を受けることはありません。

参照:総テストステロンと遊離テストステロン

実際にハゲの人はDHTレベルが高く、SHBGレベルが低いと言われています。以下はWikiより「脱毛の治療」からの抜粋です。

食事と生活習慣[編集]

男性型脱毛症のリスクに関係する遺伝的要素は多数ある。たとえば男性ホルモン受容体の多型性や頭皮での密度と分布、頭皮の5αリダクターゼの量などである。 30年前の本邦における男性型脱毛症の統計おいて、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約 30%と報告されているが、この発症頻度は現在もほぼ同程度である。 [13]

適度な有酸素運動の習慣を身に付けることで、DHTのベースラインが大きく上昇する。[14]ただし、マラソンなどの強度の持久力運動を行った場合は、コルチゾールの働きによって、遊離テストステロンのベースラインが下がることが確認されているため、[15]DHTのベースラインも下がると考えられる。コルチゾールとは、ストレスホルモンの一種のことであり、精神的ストレスを受けることでも増加する。

血中インスリンのレベルを下げると、性ホルモン結合蛋白(Sex Hormone Binding Globulin, SHBG)のレベルが上がる。SHBGはテストステロンと結合し、血中の遊離テストステロンを減らす。DHTに変換されるテストステロンは遊離型のみである。(頭皮のDHTレベルや男性型脱毛症の進行に関連しているのは男性ホルモンの総量ではなく、血中の遊離男性ホルモン量である。) [16] [17]

男性型脱毛症はメタボリックシンドロームとも関係している。医学的には男性ホルモンの増加が体調を悪化させることはなく、男性ホルモンがメタボリックシンドロームの原因になることもないと言われている。一方、高いインスリンレベル(と恐らく慢性的な炎症)は脱毛症やメタボリックシンドロームに関連しているのではないかと思われる。[18] 男性は、インスリンによる卵巣でのアンドロゲン産生の代謝経路を持たないため、女性と比較して、インスリンによるアンドロゲンの影響を受けにくいと言われているが、生活習慣に注意してインスリンレベルを低く保ち、慢性的な炎症を減らすことで、男性型脱毛症の進行を遅らせる可能性があるかもしれない。[19] [20]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E6%AF%9B%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82

ではどうやって、SHBGレベルを上げるかと言いますと、最近ダイエットで流行しております低糖質・炭水化物抜きダイエットによってSHBGレベルが上昇します。

以下の研究論文でも糖質・炭水化物を減らすことでSHBGレベルが上昇するという結果が論じられています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3573976
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8495690

また、低糖質・炭水化物抜きダイエットによって髪の毛が増えたという情報もネットに散見されますので、ご興味のある方はググってみてください。

本サイトではテストステロンを増やしたり、減らさないようにする方法に特化してリサーチしています。あくまで個人が調べた結果をまとめているものであり、お勧めしているものではありませんので予めご了承下さい。


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