アルコール&テストステロン

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テストステロンレベルを増やすための基本は「テストステロン(男性ホルモン)の分泌を増やすこと」と「エストロゲン(女性ホルモン)レベルを減らすこと」の2つです。

特にお酒好きの中年男性には「エストロゲン(女性ホルモン)レベルを減らすこと」を意識するべきです。なぜならアルコールにはテストステロンを減らす作用があるからです。

ビール腹で脂肪肝で女性化乳房になっている中年男性は、エストロゲン(女性ホルモン)レベルが高く、テストステロン(男性ホルモン)レベルが低いと推測できます。

アロマターゼが活性化することで女性ホルモンが増加する

本サイトでも何度か紹介しています「アロマターゼ」という酵素ですが、これはフリーテストステロンと結合してエストラジオールという大変強力な女性ホルモンに変換してしまいます。アロマターゼはお腹などの脂肪細胞に多く含まれるのですが、アルコールによってさらに活性化されます。

また、ビールに含まれるホップは強い女性ホルモン様作用(女性ホルモンに似た作用)を持ちます。ホップは地球上で最も強い女性ホルモン様作用のある植物と言われています。ホップに含まれる女性ホルモン様作用のほとんどは女性ホルモンの中で最も作用の強いエストラジオールです。

(参考:テストステロンの天敵、アロマターゼとは?

肝臓が弱ることで女性ホルモンが増加する

つぎに心配されるのが肝臓が弱ることで代謝機能が落ちてしまうことです。肝臓はホルモンのバランスをうまく調整してくれます。女性ホルモンの血中濃度が高過ぎると、肝臓はホルモンを分解するよう働き、濃度が適正になるように調節してくれます。

エストロゲン(女性ホルモン)の代謝は肝臓で行われます。アルコールの摂りすぎで肝臓機能が弱ってしまうと、血中のエストロゲンが代謝されずに残ってしまい、血中のエストロゲン濃度が高くなり、ホルモンバランスが崩れた状態となります。

肝硬変の患者によく見られる女性化乳房は、血中のエストロゲンレベルが高くなり乳腺が大きくなってしまっている状態です。また、睾丸も小さくなります。つまりエストロゲン過多の状態によって女性化が進んでいる状態といえます。

テトラヒドロイソキノリンがテストステロンの生成を阻害

アルコールは精巣のライディッヒ細胞でテトラヒドロイソキノリンを蓄積させ、テストステロンの生成を阻害してしまいます。

テトラヒドロイソキノリンは女性ホルモンのエストラジオールと同じくらい強力と言われ、肝臓の働きを悪くし、肝臓のエストロゲンを排出させる働きも低下させてしまいます。

3週間毎日ビールを飲んだ人と、毎日ノンアルコールのビールを飲んだ人では、テストステロン値が3割近く違っていたという研究結果も出ています。

肝機能を回復させる成分

肝機能を回復してくれるハーブやサプリメントを紹介します。

コリン・イノシトール
肝臓での脂肪やコレステロールの代謝をサポートします。

DIM (ジインドリルメタン)
ブロッコリー等のアブラナ科の野菜に含まれる硫黄化合物で、エストロゲン受容体との結合をブロックし、余分な女性ホルモン(エストロゲン)を代謝し体外に出してくれる作用があります。

ミルクシスル
マリアアザミというハーブから作られ、損傷を受けた肝臓を修復し保護する働きがあります。また、肝機能障害の原因になるフリーラジカルを抑制します。

ビオチン
細胞増殖、脂肪代謝、及びエネルギー発生をサポートするビタミンです。

これらのサプリメントやハーブを併用するだけでなく、アルコールやストレスを減らし、睡眠時間を多くとり、適度な運動を取り入れることも重要です。

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