テストステロンレベルが低いと太る?

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BMI値が高くなるとテストステロンレベルが下がる

BMIとテストステロン

一般的にテストステロン値が低い男性は太りやすいと言われます。加齢とともに太りやすくなった中年男性も多いのではないでしょうか。多くの研究から、BMIとウェスト周りの値が大きいほうがテストステロンレベルが低いということが指摘されています。BMIとは身長と体重をもとに体脂肪の程度を表した数値のことです。

BMIの値は、 BMI = 体重(kg) ÷ 身長(cm) で算出できます。 BMIの値が高ければ高いほどウェスト周りの値は大きく、そしてテストステロンレベルが低いとされます。

アロマターゼがテストステロンを女性ホルモンに変える

なぜ、BMIの値が高くなるとテストステロンレベルが低くなるのでしょうか。それはウェスト周りについて脂肪が原因となります。脂肪には非常に多くの作用の強いアロマターゼ(芳香化酵素)という酵素が生成されます。

アロマターゼという酵素は、体内のフリーテストステロンをエストラジオール(女性ホルモンの一種)に変える働きを持ちます。脂肪の量が多ければ多いほど、アロマターゼの働きは活発になりテストステロンレベルが下がっていくのです。

つまり、BMI値が高いとテストステロン(男性ホルモン)はエストラジオール(女性ホルモン)に変換されやすくなるということです。そして女性ホルモンの量が多くなると太りやすくなるため、さらにBMI値が高くなっていくのです。

ですので、テストステロンレベルを高めるためには、まず体脂肪率を低くすることが重要なのです。

エストラジオールが増えると女性化乳房になる

体内のテストステロンがアロマターゼ(芳香化酵素)によってエストラジオール(女性ホルモンの一種)に変換され、エストラジオール値が上昇すると、女性化乳房などの副作用が現れることがあります。女性化乳房以外にも脂肪の増加、性欲の減少などの症状が見られます。
(参考:男性でおっぱいが大きくなる太り方)

ボディビルダーが使うアナボリックステロイドも同様に、テストステロンが過剰に増えすぎてしまうため、体内のアロマターゼ酵素と結合し、女性ホルモン(エストロゲン)も一緒に増えてしまう事実はよく知られています。

抗アロマターゼ作用

テストステロンを増やすサプリメントには “亜鉛” が含まれているものが多いです。残念ながら亜鉛にはテストステロンを増やす働きはありません。しかしながら、亜鉛は抗アロマターゼ作用を持ちます。

亜鉛はテストステロンがエストラジオールやDHTといった他の物質に変化するのを阻害してくれます。また、テストステロンの分泌を低下させるコルチゾールの生成を抑制すると言われています。

マンゴスチンの果皮に含まれるキサントンにもアロマターゼを阻害する働きがあることが報告されています。キサントンはポリフェノールの一種で、他に類をみないほど強力な抗酸化作用をもっています。

さらに、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗菌・殺菌作用、シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2阻害作用)、がん予防作用、抗腫瘍作用などが報告されています。

(参考:テストステロンに大きな影響を与える亜鉛

エストロゲンを増やすアルコール

お酒はエストロゲンを増やすと言われています。ビール腹などと笑っている場合ではありません。ある研究結果では、3週間毎日ビールを飲んだ人と、毎日ノンアルコールのビールを飲んだ人では、テストステロン値が3割近く違っていたという研究結果も出ています。

アルコールは脂肪にあるアロマターゼを活性化させる働きがあります。そのため、アルコールを多く摂取するとテストステロンからエストロゲンへの変化が進んでしまうのです。それに加え、アルコールは体内の亜鉛のレベルを下げると言われています。

テストステロンレベルを増やすには、まず体脂肪を減らすことと今すぐにアルコールを断つことです。そして可能な限り、亜鉛やキサントンなどの抗アロマターゼ作用をもつサプリメントを食事と一緒に摂ると良いでしょう。

肥満がテストステロンの低下を促進する

以下の研究資料では、テストステロンと肥満の関係について調べています。
(参考:若年男性における肥満と、テストステロンレベルおよび性機能の関連性

総テストステロン(TT)とそれ以外のホルモン(LH、DHEA-S、エストラジオール、SHBG、総コレステロール、LDLおよびHDLコレステロール、およびトリグリセリドの血液レベル)を測定し、肥満指数(BMI)、腰部/腰部比(WHR)および遊離テストステロン指数(FTI)を比較した。

その結果、30歳の肥満者では正常なBMIを有する男性と比較して総テストステロンレベルの有意な低下が観察された。また、40歳の肥満者ではLHおよびSHBGレベルも低下していた

「若年男性の肥満は、テストステロンレベル低下の結果として、勃起機能の低下を招く可能性がある。」と結論付けています。

本サイトではテストステロンを増やしたり、減らさないようにする方法に特化してリサーチしています。あくまで個人が調べた結果をまとめているものであり、お勧めしているものではありませんので予めご了承下さい。


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