男性不妊はテストステロンが原因

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不妊とテストステロン

進む少子化

近年、異常なほど少子化が進んでいる日本ですが、子供が欲しくても出来ない不妊症も増えています。不妊症は日本国内だけでは無く世界的に見ても増加傾向にあります。米国で大規模な調査を行った結果、夫婦全体の6.0~8.5%が不妊症という報告があります。(*1)。

*1・・・ Infertility and Impaired Fecundity in the United States, 1982-2010: Data From the National Survey of Family Growth Natl Health Stat Report. 2013;57:1.

不妊の原因はテストステロン

不妊の原因は女性側だけでは無く、もちろん男性側にも原因があります。男性の場合、精子の劣化が原因となります。精子の劣化にもテストステロンが強く関わっています。加齢とともにテストステロンの量は減っていきます。

テストステロン値が低いと精子の生産も減ってしまうのです。また、男性不妊は精子の量が少ないだけが原因ではなく、運動率が低かったり、奇形率が高いなどが原因になります。

加齢による酸化ストレスも原因の1つ

男性不妊の原因はテストステロンによる問題ともう一つが「酸化ストレス」です。酸化ストレスも加齢とともに増えていきます。酸化ストレスは酸化酵素のことで、酸化ストレスが高いと精子が傷つきやすくなります。

そのため、男性不妊治療にはテストステロンを増やすとともに、酸化ストレスを減らすために強力な抗酸化作用を持つレスベラトロールアルファリポ酸などが用いられ、精子を活性化させます。精子の劣化は35歳以上の男性で顕著に表れると言います。男性不妊は30代からしっかりケアしておくべきでしょう。

テストステロンの減少は環境汚染が原因

近年指摘されているのが、環境ホルモン汚染による男性ホルモンへの影響です。多くの化学物質はエストロゲンに似たつくりとなっており、それらが体内に取り込まれるとアンドロゲンとエストロゲンのバランスが乱れたり、フリーテストステロンレベルを急激に低下させたりすると言われています。

現代人は環境エストロゲンや食事由来のエストロゲンによってホルモンバランスが崩れた世代と言っても良いでしょう。日本国内でも50年前と比較して、1家族当たりの出産率は大幅に減少しています。現在では化学物質の内分泌かく乱作用と少子化の関係性が指摘されるようになっています。

これは人間だけでなく動物や植物の雄においても同様で、このようなエストロゲン様(エストロゲンに似た)作用のある環境汚染物質の犠牲になっているのです。
(参考:環境ホルモンがもたらすテストステロンへの影響)

アロマターゼは男性不妊の原因

男性ホルモンであるテストステロンをエストラジオールという強力な女性ホルモンに変換してしまうアロマターゼも男性不妊の原因として考えられています。

アロマターゼとは体内にある酵素で、男性ホルモンを女性ホルモンに変換する働きがあり、脂肪に多く含まれると言われています。

ニューヨーク・コーネル大学のシュレーゲル教授の研究論文では、

「精子の濃度が損なわれている男性は、一般に過剰なアロマターゼ活性を有しており、テストステロン/エストロゲン(T/E)が相対的に増加している。」

と論じています。

また、アロマターゼ阻害剤に関する研究論文では、

「17人の無精子症、10人の乏精子症と診断された男性不妊患者に対してレトロゾール2.5mg/dayを6か月以上内服させた結果、乏精子症の10人に精液量、精子数、運動率、総運動精子数で上昇が見られ、そのうち2人が自然妊娠した。また、無精子症の17人では、4人に精子が出現するようになった。」

とあります。
※レトロゾールはアロマターゼ阻害薬として閉経後の乳がん治療に使われる治療薬(フェマラ)です。

男性不妊の患者は、テストステロンが低くエストラジオールが高め、というアロマターゼ活性が一般に比べて高いことが原因の1つとして考えられているようです。

本サイトではテストステロンを増やしたり、減らさないようにする方法に特化してリサーチしています。あくまで個人が調べた結果をまとめているものであり、お勧めしているものではありませんので予めご了承下さい。


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