テストステロンが多いとハゲる、は間違い?

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ハゲとテストステロン

テストステロンの量が多いとハゲやすい?

男性ホルモンが旺盛な人はハゲやすい、と言われますよね。これは、半分は本当で半分ウソです。男性ホルモン旺盛=テストステロンの分泌量が多いということですが、テストステロンが直接ハゲに関わるというわけではありません。むしろ、テストステロンは体毛を太く成長させる効果があります。

テストステロンが体内にある5αリダクターゼという酵素と結合するとDHT(ジヒドロテストステロン)に還元されます。このDHTは活性力が大変強力でテストステロンの10倍とも15倍とも言われています。

そしてDHTが頭部のレセプターと結合することで毛母細胞死(アポトーシス)を引き起こし、脱毛してしまいます。このレセプターの数や感受性がいわゆる遺伝によって決まってくるのです。テストステロンが薄毛の犯人というわけではありません。

薄毛治療に使われるフィナステリド

AGA治療として使われるのがフィナステリドという成分を配合したプロペシアです。フィナステリドはテストステロンが5αリダクターゼと結合することを防ぎます。

そうすることでテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に還元されるのを抑制し、脱毛を防ぐのです。テストステロン自身は髪を太く成長させる働きがあるので、合う人には人にはとても効果があります。つまり、薄毛と剛毛は表裏一体といったところですね。

男性ホルモンが多い人の特徴に毛深い人が多いと言われるのもテストステロンのせいです。また、テストステロンが多い人の方が男性らしく、髪が太くボリュームがあります。逆にテストステロンが少ない人は女性らしく髪のボリュームが少ない傾向にあります。

前立腺がんの引き金となるジヒドロテストステロン

頭皮の脱毛を促すジヒドロテストステロン(DHT)ですが、ハゲるだけでは無く前立腺がんや前立腺肥大症の引き起こす元にもなると言われています。ジヒドロテストステロン(DHT)は思春期に大人の陰茎に育てるという大事な働きをします。

前立腺がんの治療法として、ジヒドロテストステロン(DHT)がアンドロゲン受容体に結合するのを阻害させ、前立腺がんの増殖を抑える抗アンドロゲン薬などがあります。

しかしDHTは、成人になるとハゲを促進させたり前立腺がんを引き起こしたりと、男性にとってはかなりの難敵なのです。

なぜDHT(ジヒドロテストステロン)が増えるのか?

DHT(ジヒドロテストステロン)はテストステロンの約5~10倍強力になり、受容体と結びつく力が向上します。DHTは前頭部から頭頂部にかけての脱毛(毛母細胞死(アポトーシス))の原因となります。

加齢とともにDHTの割合は増えていき、加齢とともに男性は薄毛が増していきます。なぜ加齢とともにDHTが増えるのか、理由は諸説ありますが「テストステロンの低下を補う為にDHT(ジヒドロテストステロン)が増加する」と考えられています。

プロラクチンが5α還元酵素(5αリダクターゼ)を増やす

肥満やストレス、老化、環境ホルモン汚染などが原因でエストロゲン系のホルモンが増加することでテストステロンや黄体形成ホルモンの分泌が低下します。また、エストロゲンはプロラクチンの分泌を促進します。そのため、アンドロゲン/エストロゲンのバランスが乱れます。

プロラクチンが増えることで5α還元酵素(5αリダクターゼ)の生成量が増え、結果としてテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換しやすい状態となります。
(参考:テストステロンの天敵、プロラクチンとは?)

スペインのグラナダ大学医学部の研究で発表された論文では、プロラクチンを分泌させるスルピリドをオスおよびメスのラットに投与した結果、前頭前皮質における5αリダクターゼが有意に増加したと記されています。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17940878

自慰行為(マスターベーション)で増えるプロラクチン

プロラクチンは自慰行為(マスターベーション)の後にも分泌されるホルモンで知られています。過度な自慰行為はプロラクチンレベルを高め、5αリダクターゼの量を増やすと考えられます。自慰行為のやりすぎはハゲると言われますが、プロラクチンが関連しているのかも知れません。

DHT(ジヒドロテストステロン)が増える原因として様々なホルモンや酵素が関与していますが、そのトリガーの1つとして “テストステロンの低下” が考えられるのです。

本サイトではテストステロンを増やしたり、減らさないようにする方法に特化してリサーチしています。あくまで個人が調べた結果をまとめているものであり、お勧めしているものではありませんので予めご了承下さい。


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